高橋工房とは

創業160余年
最も歴史ある浮世絵木版画工房
私たちが「浮世絵」と聞いて思い出す葛飾北斎の大波の絵、東洲斎写楽の役者絵…

それらの多くが版画で制作されたもので、色鮮やかな多色摺りを特徴とする日本の印刷技術のルーツと言われています。

その技術は「江戸木版画」と呼ばれ、400年以上にわたり、東京を中心に伝統的に継承されてきました。

江戸当時と変わらぬ素材と技術・技法を用い、今もなお、職人たちの手によって江戸の人々に愛された浮世絵木版画を現代に蘇らせています。
高橋工房の創立は安政年間。(1855年~1860年)
高橋は代々続く江戸木版画の「摺師」の家系で、四代目からは「版元」の暖簾も兼ねました。

160余年前の創業から今に至るまで変わることなく、伝統の木版画の制作を続けています。

現代表の高橋由貴子は、摺りの技術を父に学んだ後に六代目代表に就任し、江戸木版画の文化の普及と発展のため、版元としての活動を開始しました。
江戸木版画の技術と文化を今に伝える高橋工房